令和6年3月26日

国土交通省では、「港湾工事における設計段階からの新技術導入促進委員会（令和5年11月13日設置）」における学識者の方々のご意見等も踏まえ、全国的に共通する主な現場ニーズ（「桟橋上部工の施工作業効率化」、「吸い出し防止対策」）に対応する技術情報をまとめた「港湾工事における“新技術カタログ”～設計段階からの新技術導入検討のために～」を策定しましたので、公表します。

　国土交通省では、港湾工事における設計段階からの新技術の更なる導入促進に向け、令和5年11月13日に「港湾工事における設計段階からの新技術導入促進委員会」を設置するとともに、同委員会における学識者の方々の御意見等も踏まえ、“全国的に共通する現場ニーズ”として2テーマを選定し、それら現場ニーズに対応する技術情報を募集しました 。
　今般、応募のあった技術情報に関して、応募者へのヒアリング及び同委員会での確認等を行った結果をとりまとめ、「港湾工事における“新技術カタログ”～設計段階からの新技術導入検討のために～」として公表します 。
　　【別紙１】テーマ1　桟橋上部工の施工作業効率化【令和6年3月版】
　　【別紙２】テーマ2　吸い出し防止対策【令和6年3月版】

　港湾工事における設計段階の関係者（地方整備局等の発注者、設計コンサルタント等）における新技術の導入に向けた参考資料として、また、新技術の開発者側（ 建設会社等）における技術開発テーマの選定の際の基礎情報として、本カタログが活用されることを期待しています。​
　今後、他のニーズに対応した新技術カタログの作成にも取り組み、 引き続き、港湾工事における設計段階からの新技術の更なる導入促進に向けた環境整備に取り組みます。

（参考）[1]設計段階からの新技術の更なる導入に向けた環境整備の取組み
　　　　[2]港湾工事における設計段階からの新技術導入促進委員会　委員名簿
　　　　[3]現場ニーズ：「桟橋上部工の施工作業効率化」（令和5年11月29日公表）
　　　　[4]現場ニーズ：「吸い出し防止対策」（令和5年11月29日公表）
　　　　【国土交通省港湾局HP】
　　　　港湾工事における設計段階からの新技術導入促進